Ben Wallace leaving Pistons to sign with Bullsこれぞキャップが空いている有望チームの強みか。
CHIが今オフ最大物FAのベン・ウォレスを獲得だそうで。
CHIはベン・ウォレス在籍中の4年間が「勝負」なのかもね。
さて。
INDはペジャ・ストヤコビッチ(NOへ)を失い、DETはベン・ウォレス(CHIへ)を失った。
PHOではティム・トーマス(LACへ)が去っている。
挙がった3チームはいずれもサラリーキャップやラグジュアリータックスに敏感といわれているチーム。
収支を無視して運営する事が出来ない、キャップをオーバーしラグジュアリータックスがかかると経営が苦しくなる、健全経営を旨としていかなければならないチーム(もしくはオーナーがケチ)なんでしょう。
昨シーズンにはラグジュアリータックスを支払っているINDは言わずもがな、DETもベンと大きな契約を結んでしまうとタックス圏内が見えてくるし(そもそもDETはずっと低い総サラリーでまかなってきたチームだし・・・)、PHOもラグジュアリータックスのラインをウロついているチーム。
それぞれのGMは苦しいお財布事情の中での編成を強いられているわけですな。
だからこそ、「ルール上」は相手を上回る条件を出せたとしても、彼らはそれを出さず(出せず)、それぞれ主力となるプレーヤーを失った。
クレバーな判断を下した上で、「次」にすすむべく。
そしてだからこそ、無軌道無尽蔵に金をバラ撒きながらあんなチームしかつくれないNYNというチームは失笑の対象となる。(苦笑
で、この3チームが失ったものを如何にして埋めようとするのかという点に自然と興味が湧いてくるわけで。
ペジャを失ったINDにはアル・ハリントンのサイン&トレによる獲得、ボンジ・ウェルズやマット・ハープリング(
こちらはUTAとの再契約が決まったみたい)の獲得を目論んでいるという噂は出ている。
3選手ともミドル条項レベル(年$5~6mil程度)での獲得には現実性がなく、ボンジやハープをミドルでなんて話は正直全く成算が立たない(特にボンジはねぇ)感じがしまが・・・。
やはりこのチームが動くとすれば大型トレードでという気がします。
DETはまずセンター獲得に動く事になるんでしょうね。
恐らくモハメドやプリズビラがターゲットになるんでしょうが、彼らに果たしてどれだけのお金をかけられるか・・・。(ボンジ狙いという話もあるけど、そこまでお金が回るのかなあ)
・・・なーんて書いてるうちに、モハメドがDETに決まったようで。($30 million over 5 years)あとプリズビラもPORと再契約だって。(SASはどーすんだろ?)来オフにはビラップスも恐らくアーリーターミネイションを行使してFAになるはず。(プリンスは既に再契約してるんだっけ?)
確定しているロースター人数が少ないだけに自由度はありますけど、あまり楽な雰囲気ではないな・・・。
そもそも、ベン抜きでこのチームが来シーズン立ち行くのかというのが大問題。
ベン・ウォレスこそゴール下の支えであり、チームの柱石であり、ディフェンスマインドの象徴でしたから。(僕は衰えさえしなければCHIでも上手くやれると思う。CHIは守備意識のあるチームだし、何よりビッグマンに頼らなくても得点を稼げるチームだから・・・)
一方でプレイーフではサンダースHCへの反発も目立ったベンなので、これを期にチームスタイルの変更を目指すのか。
補強にせよスタイルの変更にせよ何にせよ、どうやってこの「大穴」を埋めるのか・・・。
PHOにはここ最近(シーズン中から)、ずーっとショーン・マリオンの放出説が絶えないのが気になる。
ほら、火のないところに煙は立たないって言いますし。
ディオウやバルボサは来オフ恐らく制限付FAになることからも、どうも年俸総額を考えての動きに思えてならないんですが・・・。(つーか、それ以外にマリオンを出す理由が見当たらん)
ま、ここは中長期的にはアマレが無事戻ってくる事が第一だと思いますよ。
さて、この3チーム、開幕ロースターは一体どんなメンバーになっていることやら。
(しかしFA選手の行く先、続々決まっていくなあ・・・。一日経ったら完全に浦島だもん。一日遅れ気味の記事を投稿する前にニュースチェックしてみたらモハメドもプリズビラもハープリングも決まってたなんてねぇ)
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