
すっげぇ良い天気で、心地良い風が吹く、これ以上ない観戦環境下(これからは蒸すし熱くなるしで、やっぱ今の時期が最高だよなぁ)でのゲームだったけど。
5月21日(日) 2006 ヤマザキナビスコカップ
川崎F 2 - 1 鹿島 (15:00/等々力/13,024人)
得点者:'26 オウンゴ-ル(川崎F)、'38 野沢拓也(鹿島)、'80 黒津勝(川崎F)雲ひとつない空の下で公開レイープ。_| ̄|○
点差以上の完敗でした。
相手の凡ミス絡み以外からは決定機をつくることすら出来ず、だもんなぁ。
あれで引き分けのまま終わっていたら、川崎サポ的には詐欺でしょ。
今年、生で観に行ったのは4試合目だけど1勝3敗(うち2公開レイープ負け)・・・、今年は控えた方が良いのかも、生観戦。
この日MF登録だったのは、中後、チカシ、野沢、本山の4人(本山とFW登録の深井はポジション流動的だけどね)だけど、ホンットに虚弱。
誰が危ない場面で体張れるの?誰が一対一でボール奪えるの?って感じ。
役割的に求めるべきは中後やチカシだけど・・・なぁ。
DFラインだって岩政以外は虚弱。
中後は体は大きいんだけどね。
んー、虚弱虚弱って書いてるけど、体の問題だけでなく心の問題でもあるわけよ。(守備技術も足りないんだから尚更)

心は決して虚弱じゃないと信じていた深井も今日は空転。
正直ピッチ上、どこを見渡しても鹿島のストロングポイントは何一つ転がってなかったな。
心でも体でも技でも闘えてないんだから。

屈強なDFライン3人に、中盤にも谷口、マルコンと強面な奴らがDFラインの前でてぐすね引いて待ち構えるフロンタとは明確な差がありましたよ。
(マルコンはクロスもすげえ。1点目のクロスの巻きっぷりとか最高だったなぁ。スピードはないけど、ボールを預かると確実に前に進める事が出来るし、きっちりクロスを上げてくる。技術があるんだなぁ。右サイドには小気味良いスピードが煩わしい森勇介がいて、フロンタの両サイドはホント充実してる。)
まぁ、アレックスの退場で引き分け狙いというのもわかるけど、あんな圧力に晒されて守りきれる予感なんか、今日の虚弱アントラーズからは正直これっぽっちもしなかった。
あそこはむしろ選手のケツを叩く采配が欲しかった。(リスクは冒しにくい状況だったけど、あれじゃ遅かれ早かれ、でしょ。)
開幕2戦目のFM戦を観た時からずっと思っていたことだけど、今のチームはボールを回す技術は皆高いけど「ボールを奪う性能」には問題を抱えてる。
一対一の場面でノーファールで綺麗にボール奪ってくれたり、危険宙域を先読みして埋めてくれる、そんな性能をもった選手(かつての中田浩二のような)は今の鹿島にはいない。
ただでさえ守備的なMFというポジションは青木、フェルナンドを怪我で欠いているというのも問題。(怪我治ったところで使ってもらえるとも限らんわけだが)
いないならいないなりに、何とかしていかなきゃいけないと思うんだけどね。
個人的にはW杯期間中に外人(練習生レベルじゃないホンモノの助っ人ね)連れて来いって願ってるんだけど・・・。
で、結果的に恵まれたカタチで決勝トーナメントには進めたけど、相手はガンバ。
6月4日@カシマと8日@万博、とても補強が間に合う状況じゃないねぇ。(苦笑
とりあえずアウトゥオリ監督の修正能力に期待しときますか。
あと最後に今日の主審。
二度と見たくない。(ホントそんな奴らばっかだよ、Jの主審て。)